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オールドレンズを考える6 -Invitation to legacy lens 

 

The camera is dead in Sakura


※この記事は連載形式の6回目です。下記も是非お読み下さい。
1)レンズの歴史的分類編
2)名玉の分類編
3)クセ玉の分類編
4)全マウントとフランジバック一覧表編
5)フランジバックの理解編





今回はオールドレンズ初心者にオススメのM42マウントについてです。


先ずM42マウントをオールドレンズ初心者にオススメする理由を箇条書にすると

1)レンズが安い(1000円位~)
2)マウントアダプタが安い(3000円位~)
3)掘り出し物がある(名玉でも1万円位~)
4)数と種類が非常に豊富
5)装着出来るカメラが多い

という事になる。


それぞれ解説する前にM42マウントについてお勉強を少し…

M42マウントは別名がいくつかある。
・スクリューマウント
・プラクチカマウント
・ペンタックススクリューマウント
・スレッドマウント(TMと略される事が多い)
・Pマウント
 等々

昔の日本ではペンタックススクリューと呼ばれる事が多かったらしいが
現在では世界的にM42マウントの呼称でほぼ統一されている。

M42の名前の由来はマウントの内径が42mmから来ていて
レンズは現在主流のバヨネット式(レンズ装着点を合わせて
30度程ひねるとカチッと装着出来る形式)とは違い
ネジ式になっている。

ネジ式なので赤で表示されているようなレンズ装着点はなく
レンズをネジそのものにグリグリ何周か回して装着する。

#下の写真はペンタックスSPのマウント部。ネジ式の溝になっているのが解る


M42 Mount



バヨネットが割と簡単に脱着出来、
レンズとの通信(AFや絞り値)が出来るのに対し
ネジ式はグリグリ回すのが煩わしかったりするので
現在は廃れてしまった形式だ。

#ちなみにネジは英語でScrewなのでスクリューマウントと呼ぶ

こうしたネジ式マウントは古いバルナック型ライカ等も採用しており
(ライカL39マウントと呼ぶ)カメラが未だ単純な構造だった時代には
特許で守られた規格の規定が無く、しかも
製造が簡単な事もあり非常に多くのレンズが作られた。



M42を最初に採用したのは1948年に発売されたプラクチフレックスから
更に1949年に発売されたプラクチカFXシリーズから
大々的に流行るようになる。

#ちなみにM42を最初に採用したのはコンタックスSシリーズという話もあるが
#手元の名著「東独カメラの全貌」を見るとプラクチフレックスが最初のようだ

プラクチカ・シリーズは現在の一眼レフの原型を作ってきたシリーズで
旧東ドイツのKW社(後にペンタコン人民公社)が製造してきた。

※トップの写真はプラクチカシリーズ初期のプラクチカFX3



ところでM42が日本でお馴染みになったのは、
1964年に発売され全世界的に爆発的に売れた
ペンタックスSPシリーズ(下記の写真はSPII)が
M42マウントを採用していたからである。

#ペンタックスがM42を最初に採用したのは1957年発売のAPから


ASAHI PENTAX SPⅡ with Carl Zeiss Ultron 50mm F1.8



ペンタックスは1974年に現在も使用しているバヨネット形式の
Kマウントに移行してM42マウントを廃止するが、
プラクチカは1989年のベルリンの壁崩壊までM42マウントのカメラが製造され
旧共産圏の国の間だけではなく、北米では安価で高性能なカメラとして
最後まで相当大量な台数が製造・輸出され人気だったようだ。


上記のように一眼レフの発展・歴史と共に40年余りに渡って製造された
プラクチカを中心に、ペンタックスSP等の名機と共に歩んできた
M42マウントのレンズは、数も多く同時に名玉も多いのである。


と、歴史のお勉強がちょっと長くなったので
オススメする理由の解説は次回に続きます。


つづく















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