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メディアと写真 -Photography power as Media 

 

ちょっとマジメな話を自分の備忘録の為にもしたいと思います。

Wave come over me
Praktica PLC3
Carl Zeiss Jena	FLEKTOGON 35mm F2.4 MC electric (RED)
PERUTZ	COLOR FILM PRIMERA 200




インターネットの爆発的な広がりと影響力の波は
既に大きな実感として皆が感じている事だろう。

広告関連の仕事について10年あまり…
これまでお陰様でテレビ、新聞、雑誌、ラジオ、ネットと
お陰様で全媒体の仕事をさせてもらった。

そんなボクの実感として
写真もまたネットによって
本質的な意味合いが変わってきているように思える。




写真とメディアの発展は密接な繋がりがある。

写真は最初新聞社の発展に寄与したように思われるが
大変興味深い事に報道写真の発展は先ず絵葉書からはじまったようだ。

やがて米国で1936年グラフ雑誌ライフが発刊される

ライフに掲載された写真の総決算みたいな写真集を見たことがあるが
写真表現の歴史百科事典みたいな内容で非常に面白かった

Robert Capa、David Douglas Duncan、Alfred Eisenstaedt、
Francis Miller、William Eugene Smith、土門拳 等…
ご存知のように多くの写真家がライフから育っていった。

1967年-1970年頃が最盛期で850万部だったというから
まさに黄金期であり写真家にとっても
最も幸せな時代であったと言えよう。

またカメラが爆発的に売れ一気に大衆化したのも
ちょうどこの時期だったのも興味深い


その後メディアの王者の座は紙から電波へ
静止画から動画へと移っていくに従い
写真の持つパワーも相対的に低くなったようだ…

実際ライフも1972年に一回休刊した後
何度か再発行を繰り返しながら2007年を最後に再び休刊している。
日本のグラフ誌に至ってはご承知の通りだ。
#ライフは今ではアーカイブだけの存在だ…




以前フォトグラファーサミットで 写真家の横木安良夫さんと幸いな事にゆっくり談笑する機会に恵まれた。 横木さんの時代は口を開けていれば仕事が入ってくる位だったそうで 今の写真家の辛い現状はよく聞いているとの事だったが デジタルという新しい時代に入ったんだからこそ 若い写真家がもっと自由に何でもやるべきだ、との事だった。 まさに同感である。 考えてみるに、その昔アマチュアの場合はいくら良い写真を撮っても カメラ雑誌やフォトコンに投稿するか、苦労して個展を開催する位しか 自分の目に見えない不特定多数に写真を見てもらう機会が無かった。 アマチュアでそうだという事は、プロの卵や写真家の原石も同じことだ しかし、ブログやFlickrのような写真共有サイトのお陰で 写真はあらたなパワーを身につけたと思う。 今まで良い写真を撮っても自分の目に見える範囲の人の間で褒められるのと 地球の裏側の価値観も違う人種の人から褒められるのとでは 喜びとその後の創作活動へのパワーが大きく違う。 自分さえその気になれば新たな可能性が広がったのだ こんなボクでさえ、自分なりに日本の素晴らしさを海外に向けて 表現したいと思い、日本の美学というセットをFlickrで公開しているが 世界110カ国もの国から好評なアクセス数だけでなく、 大変嬉しいコメントを外国の方から頂くのは無情の喜びだ。
もっとも現在メディア企業を襲っている大きな波は フォトグラファーにとって良いことばかりでは無い。 トップの写真には波の写真を持ってきたが この写真のように大きな海の中では小さな自分は波にあっという間に 掻き消されてしまうだけの存在なのかもしれない。 でも考えて見れば写真もメディアそのものなのだ。 今は写真本来が持つメディアパワーを再考する時期だろう。 前に紹介したマグナムもメディアとの蜜月の時代の中で メディアの都合によって勝手に写真の持つ意味や価値が 改竄されてしまう事に危機感を持って生まれた組織だ。 昔だって良い事ばかりあった訳じゃない。 インパクトのある写真が猛烈な勢いでネット上で広がるのを見ると 写真、というかイメージのチカラをひしひしと感じる。 プロ側の視点で考えればあとはマネタイズの方法だけだ。 それじゃ今後どうなるか、どう稼ぐかって? それは皆が今必死に考えているところだろう。 でも今この場でとりあえず自分が感じている事を言えば 写真家としては先ずオリジナルプリントの価値を高める事だと思う。 ネットは基本的に複製文化を消すことは出来ない。 でも皆コピーの持つ価値もなんとなく分かっている。 写真は人に見てもらってナンボだ。 どんなに良い写真でもHDの中やネガファイルの中に埋れていては 全く無価値だ。 出来るだけ自分の納得が許す形で多くの人に写真を見てもらい 写真と写真家自身のチカラを認知してもらった上で 自分と自分の写真のファンを増やし、 本物中の本物としてオリジナルプリントの存在があれば良い。 そう考えると以前紹介したアート市場のあらたな動きは あらためて良い動きだと思う。 あとはネット上で完結するマネタイズの話だが これは全メディア企業が悩んでいる話なので 気楽に今後の流れを見るしか無いな… 個人的にはFlickrみたいな超巨大共有サイトで 1Favorite=1円みたいな少額課金とかあると面白いと思うが… 写真はネットで更に輝くはずのコンテンツとして まだまだ扱いが極めて弱い ネットの仕事をもう15年やっている人間として 一人で悩んで一から自分で考えるより 世界のどこかに居る頭の凄~く良い人の動きをキャッチして 柔軟に自分に取り入れていく方がクレバーだと思うし ネットの世界の出来事を追いすぎるより 自分の価値を高める努力をした方が良いと思うのだ。









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