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TOKYO PHOTO 2010 に行ってきた 

 

TOKYO PHOTO 2010 に行ってきた

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先ず驚いたのは来場者の多さ!!

先日二つの魅力的な写真展に行った時は
内容の良さにも関わらずかなり空いていてビックリだったのだが
TOKYO PHOTO 2010は逆に人でいっぱいでホント驚いた

こんなにアートとしての写真に人が集まるなんて初めて経験した。

DCウオッチの記事から引用すると同イベントは…

国内外のアートギャラリーが参加し、所蔵する写真作品の展示・販売を行なう他、
企画展やトークショーなど各種イベントを実施する総合アートイベント。

写真を見る楽しみだけでなく、所蔵し収集する楽しみを紹介する趣旨。
ニューヨークの「AIPAD」、パリの「PARIS PHOTO」と連動した
国際的な市場を日本に誕生させることも目的のひとつとしている。 

との事である。

以前アート市場における写真というエントリーを書いたので
ドンピシャのタイミングだったので楽しみにしていたが
会場では結構販売好調な写真も多い様子で軽いショックを受けたくらいだ。


内容も想像以上に盛りだくさんで
本当に多種多様なイメージを見れて楽しかったので
3時間以上歩きまわって結構疲れちゃったくらいだ。

写真表現について数多くのインスピレーションも受け
個人的には大満足だったし、いくつか面白い流れも垣間見えた。

このイベントについては書ききれないというのが正直な所だが
以下備忘録の意味も含めて感じたことを書いてみる。


◆企業とのコラボ
同イベントはアートイベントながら、積極的に企業とコラボしていた。
リコーやブルガリなんかとのコラボもあったが個人的に注目したのは

「TOKYO PHOTO × NISSAN SKYLINE COUPE Photo Exhibition」

だった。

最近クルマはすっかり色気が乏しい商品になってしまったので
こうした試みは非常に良いと思う。

中ではお固い日産がよくOK出したなと思うような
際どい表現もあったが、ボクには美しく思えた。

今若い人を中心にクルマという商品の魅力が急速に落ちているので
今後もこのような試みが発展する事を願いたいものだ。


◆多彩な表現
会場には写真表現の多様性を十二分に感じられる作品が多かった。
ハッキリ言って普段の日本国内の写真展よりずっと面白かった。
着想・発想に関してはやはり欧米は一歩進んでいるな~
と感じる一方で、プリントクオリティ等
深く突き詰めた表現は日本人もかなりのハイレベル
というか日本人が一番のような気がした。
東京フォトは凄いのである

こういう発見はこのイベントならではのものと思った。


◆プリント表現の美しさと多様さ
中でも最近プリントについ猛勉強中の身のボクとしては
言葉を失う程美しいプリントが数多く、
しかも発想から技術迄相当に多種多様で
この点は結構圧倒された。

中でもLambda Print(ラムダプリント)と言って
デジタル化された画像データをレーザーで印画紙に焼き付けて
現像出力するものがあるのだが、これが思った以上に綺麗だった。
※日本では堀内カラーさんが受け付けているようです

それもアクリル板に直接プリントしているらしいものもあり
ラムダプリントってこんなにイケルんだと思った。


他にもガラスに乳剤塗って焼き付けたものなんかは
仕上がりがあまりにも美しくて、これぞアートフォトだった。
もちろん印画紙への美しいプリントも多かったけど
このガラスプリントが想像しただけで手間暇もかかるし
仕上がりもダントツだったな…


◆見て楽しむ、への熱意
沢山のギャラリーさんが出展されていたが
中でもギャラリー21のブースでは係の女性の人
(キュレーターと呼ぶべきか)が非常に良い解説をしていて
大変勉強になると同時に、聞き耳を立てている人も数多く
静かな熱気の卵みたいなものを感じた。

丁度今売っている雑誌Penに 
「撮る」「みる」「買う」の写真の楽しみ方が解る写真の学校、
という今回のイベントの趣旨にバッチリ合う
写真の楽しみ方特集が載っているのだが
海外の写真コレクターの写真の部屋の飾り方も
写真入りで紹介されていて非常に面白い。
(Penはなんとブースも出展していた)

という事で趣味性の高い雑誌とは言えメディアにも紹介されたし
今後写真の楽しみ方は撮るだけから少しづつシフトし
日本の写真アート市場も立ち上がっていく予感がした。


◆実際の販売動向
世界中から沢山のギャラリーが出展していたが
パッと見で一番販売が好調そうだったのはなんと中国のギャラリーだった。

そこで展示販売されているLee San Donとか言う方(初見だった)の作品は
非常に解りやすい記号論的な作品だった(石とネジと薔薇)

正直言うと解りやすくて悪くないけどちょっと浅い感じ。

でも係の日本語が結構堪能なオバちゃんがかなりセールストークが上手く
写真の価値(それもお金に置き換えて)を購買欲ソソルように解説し
果ては風水の話迄出して飾る価値アリとのたまう(笑)

販売好調な理由は比較的求めやすい価格(10万位)のプライシングと
この軽妙なセールストークにあり、と直ぐ理解出来た。
写真家の方も売るツボを心得ているようだ。

まあ、写真に限らずの話なんだけど、
本来の価値より販売姿勢の方が未だ幅を利かすようだ。

アート市場におけるマーケティングもこれからだろうし、
いろいろと本音の部分が垣間見えてオバちゃんには
結構感謝した(笑)



◆トークイベントの興味深い話
ボクが行ったのは最終日の20日だったので、
トークイベントは2つを聞いた。

テラウチマサト(PHaT PHOTO編集長)氏の話は
個人的に共感する事が多くて今度編集部に遊びに行きたいと思った(笑)
自分の感じている事は思い込みや妄想では無いと思ったし
今後の写真の動向はやはり面白くなりそうだ。

テラウチ氏は話も上手く、最初にエリオット・アーウィットから
写真家になるには大変な時代だからならない方が良い、
とズバリ言われた話から入るのは引き込まれたが
結論的にはテラウチ氏の感じている通りだと思う。


次にクロストークとして
吉井仁美 x 原田知大(東京フォト代表)
 x 武・アーサー・ソーントン(横浜国立大学 経営学部 准教授)
の3氏が登壇したが、アートフォトの盛り上がりを熱く語ってた。

欧米ではそんなに巨額のお金が動いているとは知らなかったが
日本でもアートフォト市場は立ち上がっていくと思う。

以前もそんな仕組みについて思いを書いた事があったが
日本では欧米と比べたら写真を買う習慣の歴史も浅いので
コンパクトに少しづつ立ち上がっていくだろう。

若いヒーローのような写真家もこういった場から生まれて欲しいし
何にしてもこうしたイベントが行われて盛況なのは意味がある。

是非写真を撮るだけでなく、こうしたイベントに出向くなどして
写真のもっと幅広い楽しみ方を様々な人が覚えて欲しいものだ。



追記10/09/22:
ジェイムズ・ダンジガ―(元マグナムフォト・アメリカディレクター)氏が
このイベントで目についた写真言えの写真を撮ったものを
自身のブログで紹介しているので、イベント行けなかった方は
以下氏のブログに行けばいくつか写真が見れます
http://pictureyear.blogspot.com/2010/09/few-pictures-that-caught-my-eye.html











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