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植田正治 -UEDA, Shoji 

 

To Sky
Rolleiflex 2.8F
Kodak 400TX

NHK BSの番組「男前列伝」の「植田正治x石橋凌」の回を見た。


植田正治をまだ知らない方の為に簡単に解説すると、
砂丘を舞台に、人物をオブジェのように、
逆に、モノを擬人化したりして効果的に配置した
前衛的な演出写真でとても著名な写真家だ。

東京都恵比寿の写真美術館の入り口脇にある巨大な写真群で
この本の表紙の「妻のいる砂丘風景」を見た事ある人も多いだろう。

その一度見たら忘れない独特の作風は“ueda-cho(植田調)”と
そのまま日本語で呼ばれほど国際的にも人気が高い。

没するまで離れなかった鳥取には植田正治写真美術館がある。



普段人と写真の話をしていると良く感じるのだが、
植田の写真は最近特にリスペクト、というか愛されていると思う。

理由はいろいろ考えられるのだが、
「自分の好きなものしか撮れない」と自分に素直な所や
”自然体”で自分を生涯アマチュアとした所、
いたずらに東京へ向かわず鳥取を生涯離れなかった所等
氏の飾り気が無く写真に真摯な生き方も含めて支持されている気がする。



番組でも触れていたが、演出写真の植田と対照的な存在として
土門拳の絶対非演出のリアリズム写真がある。

厳しく現実と向き合い高いドキュメンタリー性という結果を求める
”ガンバリズム”は高度成長時代には歓迎されただろう。

が、ある程度満たされた上、むやみに頑張ったところで
今ひとつ先が見えない昨今の社会事情では
リアリズム写真の文脈はあまり支持されないのかもしれないな…
と、ふと思ったりしながら番組を見ていた。



当然ボクも植田正治の写真は好きだし、憧れでもある。

時代を越えて「オシャレ」という言葉が口をつくそのセンス
どこかシュールなのに極めて日常的なものが同居する不思議
画面に写り込む幸福感、やさしさ、そしていたずら心が少々…

写真そのものの芸術性の高さはもちろんなのだが
多用な価値観が交錯しどこか不安げな世相の中で
太平洋戦争を挟みながらも自然体で自分を貫いた
植田正治のその生き方と人柄が
僕等に写真の本当の楽しみ方と
人生で大切な事を教えてくれている
と、思ったりするのである。









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