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ベビーイコンタ 小型カメラの元祖  -Baby Ikonta 

 

BabyIkonta


この前PENTAX Qが出たことに合わせて
現代小型カメラについての考察をしたが
今日は小型カメラの元祖とも言うべき
ベビーイコンタを紹介しよう。


もともとボクはクラカメでも蛇腹カメラにまで手を出したら
人間終わりだなと思っていた(失礼!笑)

蛇腹カメラとはレンズからフィルム面が
蛇腹で繋がっていて格納できるカメラの事
スプリングカメラとも言う。

収納時の容積が減るので持ち歩きに便利だが
いかんせん相当に古いカメラが中心だし
蛇腹は紙で出来ているので光線漏れしたりする機種も多い。

かなり古い分いろいろ面倒も多く
買った所で使うことはあまり無いと考えていたのだ。

とは言ってもノスタルジー溢れるスプリングカメラのフォルムは
確かに魅力的なのである。

という事で結構前から1台だけは買うつもりだったし
機種はこれしかないと言う1台を決めていた。

それがこのベビーイコンタなのだ。


BabyIkonta


このベビーイコンタは正式名称を
Zeiss Ikon Ikonta 520/18という

その可愛らしいフォルムからBaby Ikontaの愛称で親しまれている。

戦前の巨大光学帝国ツアイスイコンの大ヒット商品だったそうである。

カメラとしての評価も高く、うるさ型のカメラ評論家が
カメラ史に残る名機を上げよ、とか言うと必ず出てくる
エポックメイキングなカメラなのだ。


BabyIkonta


ベビーイコンタは1930年の発売で
レンズはテッサー5cmF3.5/テッサー5cmF4.5/ノバー5cmF4.5の
3種類が用意されていた。

ボクのベビーは製造年はハッキリしないが1930年代前半位らしく
レンズはNovar-Anastigmat 5cmF3.5が付いている…

あれ?なんかネットで集めた情報より明るいレンズなんですけどw
なんか得した気分ですwww


BabyIkonta


イコンタ・シリーズは中判フィルムをメインに
様々なフォーマットのカメラ、多くの種類がありますが
カメラ史上、世界初のスプリングカメラとしてあまりに有名です。

6x4.5判のスーパーセミイコンタなんかが有名だが
当然メインのラインは中判だからそれなりに大きい。

ベビーイコンタはイコンタシリーズの小型版として誕生したのだが
ご覧のとおり手にすっぽり収まる位に小さいのだ。


BabyIkonta


小ささを表現する為に35mm判小型カメラの先駆けである
バルナックライカと並べてみた。


BabyIkonta


こちらは現代のコンパクトカメラ、GR DIGITAL IIIとの比較。
大きさは殆ど変わらない(幅はイコンタが若干小さい)

重さもGRの220g弱に対しベビーは320g程。
この時代のカメラとしては驚異的に小さいと思う。

1930年代のペンタックスQといったところかw


BabyIkonta



蛇腹カメラの特徴はなんと言っても折りたためる所

こうやって折りたたみます(^^


Baby Ikonta


折りたたんでしまうと化粧コンパクトみたいになります。

この状態で持っていてもカメラと気づく人はいませんね(^^

化粧コンパクトと書いたけど、このベビーイコンタが大ヒットした際
メインのユーザーは女性が多かったとの事

今も昔も小さなカメラの需要は確実にあるし
やはり女性に支持されると大ヒットするのは変わらないんだな…、
とシミジミ思います。


Baby Ikonta


こちらは折りたたんだ状態を反対側から見たもの
綺麗にじゃばらが折りたたまれてますね(^^


BabyIkonta


当然ブローニーフィルムではこのサイズに収まらないので
ベスト判フィルムと呼ばれる127判フィルムを使います。

ブローニーとの大きさ比較をするとこんな感じ。

フォーマットは3x4cmサイズの写真が撮れます。
つかフォーサーズの元祖っすねw


127 Films


で、フィルムとクラカメをちょっと知っている人なら
ベスト判のフィルムがもう売ってないと思っているだろう。

実際フジやコダックはもうとうの昔に生産を打ち切ってしまったが
今はAGFAやMACOと言った欧州メーカーが供給してます。

基本的にモノクロオンリーですが
実はカラーネガもまだ存在するのです。

Bluefireというカナダのメーカーが細々と供給してます。
Bluefire Murano(ブルーファイアームラーノ)というブランドがカラーネガです。
しかしカナダのフィルムメーカーって初めて聞いたなあ(^^

フィルムの入手先が次の問題ですが
早田カメラさんで両方売ってます。
ボクも早田さんで買いました。

あと現像はビックカメラのプロラボサービスで普通に受け付けてくれました。
スプールは返却で、とオーダーするのが基本です(^^

127 Films


裏蓋を開けた状態です。

カンのいい人はお気づきですね。

そうこのカメラは早田カメラさんで買ったのです。
裏蓋に早田さんのシールがついてますよね。

エライ年代物のカメラは半永久保証が付いている
早田さんがやはり安心。

買ってから蛇腹にピンホールがあったりしても
無料で直してくれるのは心強いです!


BabyIkonta


この赤い窓はフィルムカウンタの覗き窓

フィルムの裏紙にある数字がコマ数なので
ここで覗いて巻上げます。
ホルガなんかと同じですね。

ぼやっとしていると巻きすぎますので注意。

早田さん整備なだけあって遮光のモルトは
しっかりしたものが付いてます。


BabyIkonta


シャッターはCOMPUR製のレンズシャッターです。

絞りはレンズ下のツマミを移動する事で合わせます。
F22まで絞れますね。


BabyIkonta


シャッタースピードはレンズ周りのダイヤルを回す事で調整します。
1/300までしかありませんがこういうカメラでは十分。

そしてこの手のカメラを初めて持つ人が一番困惑するのは
シャッターチャージという作業でしょう。

シャッターチャージは右上のレバーを横に引くことで完了します。
つまりこのチャージ作業をしないと昔のカメラは
シャッターが切れないのですね。

そして左側の同じようなレバーがシャッターボタンになります。
レンズシャッターだから極めて静か…


で、もう一つ大事な作業がありますよね。
そう!このカメラのピントは目測なのです!

テキトーに被写体までの距離を推測して
大体これくらい、とレンズ周辺部のフォーカスノブを回します。
つまりかなりいい加減な訳で、基本は絞って使うことになります。
開放で使う時は距離メジャーが必要でしょうねw

でも発売当時はフィルム感度なんてISO25がいいところですから
晴天屋外でないとまともな写真撮れなかったでしょうね(笑)


BabyIkonta


という訳でほとんど趣味の領域で使うカメラですが
ミニチュアみたいに愛らしいフォルムは何処で誰に見せても大好評☆
まさにカメラのベビーといった感じ(^^

ホントに可愛くて飾っておくだけでも楽しくなります。

クラカメ好きの彼女にプレゼントすると喜ばれると思いますよw
ちなみにボクのベビーは3万円でした☆

で、どんな写りがするんだい?という声が聞こえてきそうですが
以前ちゃんとUP済みですのでこちらで御覧ください。

ノヴァーは甘い描写が特徴なのですが
なんとも言えない物凄い古臭い味のある写真を吐き出すカメラかと思います(^^











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