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行徳寺町57 -法善寺(行徳札所第十四番) 芭蕉歌碑と四万十川の巨石のある塩場寺 

 

法善寺
Leica M6
Leitz Summilux 35mm F1.4
FujiFilm REALA ACE 100


行徳寺町を紹介するシリーズの57回目です。
1)行徳寺町(必見)
2)行徳寺町の歴史
3)徳願寺1 (行徳札所第一番) 
4)徳願寺2 (行徳札所第一番)
5)徳願寺3 (行徳札所第一番)
6)行徳の街並み1
7)徳願寺4 (行徳札所第一番)
8)常運寺1
9)常運寺2
10)行徳の街並み2
11)福泉寺 (行徳札所第二番)
12)長松禅寺1 (行徳札所第三番)
13)長松禅寺2 (行徳札所第三番)
14)妙応寺1
15)妙応寺2
16)妙頂寺
17)世界に誇る行徳の伝統事業 -神輿
18)500年の歴史を持つ浅子神輿店
19)香取・相之川例大祭
20)行徳神輿の担ぎ1 地摺り
21)行徳神輿の担ぎ2 さす・投げる
22)行徳神輿の担ぎ3 子供神輿と人々の笑顔
23)自性院1 (行徳札所第四番)
24)自性院2 (行徳札所第四番) 勝海舟の歌碑
25)神輿の故郷、中台製作所にお邪魔しました
26)貴重な神輿制作の現場取材記
27)現代の神輿師中台洋さんにお話を伺う
28)放火から蘇った神明(豊受)神社
29)大徳寺 (行徳札所第五番)
30)正源寺 (行徳札所第七番) 560年誰も見たこと無い辨天様の居る寺
31)徳願寺の初詣
32)行徳の街並み3 澤木酒店
33)養福院 (行徳札所第八番) 
34)春日神社(妙典)1
35)春日神社(妙典)2 関東一の獅子がいる社
【番外編】中山法華経寺 -日蓮宗の大本山 
36)清寿寺 病気にご利益の高い寺
37)八幡神社(上妙典)
38)妙好寺1
39)妙好寺2 茅葺きの山門がある寺
40)妙好寺3 御会式の万灯行列
41)胡録神社(河原)
42)春日神社(河原)
43)雙輪寺 (行徳札所第九番・十番)
44)了極寺 (行徳札所第十一番)
45)安養寺1 (行徳札所第十二番)
46)安養寺2 (行徳札所第十二番) 国内唯一のはだし大師
【番外編】雪の行徳寺町その1 その2その3
47)大鷲神社 千葉県初の横綱を産んだ神社
【番外編】行徳寺町と東日本大震災
48)妙行寺 枝垂桜がある御祈祷の大寺院
49)稲成神社、浄経寺、日枝神社 、圓福寺、常明寺 
50)甲大神社 1000年以上の歴史を持つ大和田の氏神
51)稲荷木一本松と延命地蔵
52)稲荷神社(下新宿)
53)行徳寺町公園で一休み
54)権現道 徳川家康が歩いた古道
55)法泉寺(行徳札所第十三番) 家康のお休み処
56)妙覚寺1  房総にただ1基あるキリシタン灯籠
56)妙覚寺2 かつての行徳の名残 正覚延壽辨財天池

も是非お読み下さい。


権現道から入った妙覚寺の本堂方面の表参道を抜け
道を隔てたところにあるのが仏性山法善寺(ぶっしょうざんほうぜんじ)だ

行徳の製塩業に深い関係があったという事で
地元の人は塩場(しょば)寺と呼んでいる寺だ。

慶長5年(1600)、大坂からきて塩焼を教えたという河本弥左衛門が出家し、
宗玄和尚と名乗って創建された浄土真宗本願寺派の寺院である。

弥左衛門はかつて片桐且元の家臣として豊臣家に使えていたが
関ヶ原の戦いの後に行徳に来訪し、そのままこの地で製塩業を教え
八十四歳の生涯を終えた。


法善寺
Leica M6
Leitz Summilux 35mm F1.4
FujiFilm REALA ACE 100



松尾芭蕉の句碑が建つ寺としても地元では知られているが
芭蕉と行徳の関わりを少し解説しよう。


貞享4年(1687)旧暦の8月、芭蕉は鹿島の山の月を見ようと思い立ち、
弟子の曽良などとともに出かけました。時に芭蕉44歳

その様子は「鹿島紀行」として残っているが
その中に「芭蕉庵の門より船に乗り行徳というところに至った。
船を下りると足の力を試そうと徒歩で行った」とある。
 
芭蕉は、行徳で船を下りてから、行徳街道を北に向かい、
寺町どおりから妙典地区の旧街道を通って八幡に向かったと思われる。

現在は、江戸川放水路を掘ったために、
当時の街道は江戸川土手で行き止まりで
現在そこには説明板が立っているだけだが
当時成田や香取、鹿島方面の(今で言う東関東自動車道方面)へは
この行徳を抜けて行く者も多かったようである。。

 

法善寺
Leica M6
Leitz Summilux 35mm F1.4
FujiFilm REALA ACE 100


ところで、江戸川は当時鯉の名産地であった。

鯉は出世魚で、武家は好んで食したそうだが
その鯉を取り扱う仕事をしていた鯉屋市兵衛は芭蕉の弟子の一人だった。

市兵衛は深川の鯉の池のほとりに庵を設け、芭蕉を住まわせたのが
有名な芭蕉庵となる。芭蕉は、ここで

 「古池や蛙飛び込む水の音」

 「名月や池をめぐりて夜もすがら」

等の有名な句を詠んでいるのは余りにも有名だ。

鹿島紀行はこの芭蕉庵から出発しており
更に鹿島行きの2年後、芭蕉は奥の細道に出発しました。


法善寺
Leica M6
Leitz Summilux 35mm F1.4
FujiFilm REALA ACE 100


その後、寛政9年(1797)芭蕉の百回忌にあたり、
行徳の俳人戸田麦丈らによって、法善寺にその句碑が建立された。
 
本堂前の松の木下を塩塚といい、
そこに上記写真のように句碑が現存します。


法善寺
Leica M6
Leitz Summilux 35mm F1.4
FujiFilm REALA ACE 100



 「うたがふな潮の華も浦の春」

なお、この句は芭蕉が伊勢の国の二見浦で詠んだものである。


法善寺
Leica M6
Leitz Summilux 35mm F1.4
FujiFilm REALA ACE 100



法善寺の本堂はかつては三重の茅葺屋根を持った壮大なものだったが
明治十四年の火災で寺の記録や宝物等が残念ながら消失した。

その他、法善寺の境内には四万十川の巨石や
豊臣秀吉が京都聚楽第に集めたものと同じ石が配置されている。



法善寺
Leica M6
Leitz Summilux 35mm F1.4
FujiFilm REALA ACE 100


お庭は正直なんだか未だ建設中のような風情だが
配置されている石は見ただけでたいそう立派なものが多い。


そして行徳寺町の寺社仏閣の中でもボクが気に入っているのは
境内を包む落ち着いた雰囲気が江戸の残り香を放っている所

都心にほど近い場所にもかかわらず
この寺の境内は周りに遮るものもなく、空が広い。

四季折々の花木も彩を感じながら誰もいない境内に佇み、
かつてこの寺の創建当時すぐ近くにあったという
江戸湾の海岸から吹く潮風を想像すると
なんとも言えない充実感に満たされるのである。


法善寺
Leica M6
Leitz Summilux 35mm F1.4
FujiFilm REALA ACE 100




■仏性山 法善寺(浄土真宗本願寺派)
千葉県市川市本塩1-25

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