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極私的ライカのススメ1 -About Leica  

 

Leica!!


普段カメラについてエラそうな事書いているワタクシだが
ライカを初めて買ったのは実は2010年4月。

あれから1年と4ヶ月…
IIIa、M3x2台、M4、M6、M9…、と手元には6台ものライカと
15本のL/Mマウントレンズがある…(^^;

この前ライカ・ウイルスについて書いたが
まさか自分がこんな人間になるとは…
ホント、思わなかったw



ライカについては偉大な先輩方のみならず
星の数ほどいるライカ・ファンが大いに語っているので
今更にわかライカ使いのボクが語るのも気が引けるが
以前フィルムカメラを買おう、と力強くお薦めした事もあり
ここで極私的なライカのススメとして書き留めておこうと思う。


先ず、ライカを短期間ながらイジリまくった
ボクの結論から言うと、ライカは以下の2点に集約される。


1)写真に真面目に向合い取組むなら、ライカを持つべき

2)ライカは今も最高のマニュアルカメラである



…最初、ボクもライカは嫌いだった。
いや、より正確に言うと、ライカの周りに嫌な人が多かった。

M8持っているのに写真が物凄い下手な、鼻に付く金持ちとか
あーだこーだと聞いてもいないウンチクを語るやつとか
世に言うライカ本をチラ見しても、巻き上げの味がどうとか
どこか皆上から目線で語られてイヤだった。

何よりあまりにも高くて縁が無いカメラと思い込んでいた。
いやもう、あんな費用対効果の悪いカメラに手を出す奴はアホかとも(笑)

しかし、デジイチにハマッた後フィルムの面白さも再確認し始めた頃
ベラボウに高いと思っていたライカが、実はM3などに関しては
いつの間にか値ごろになっている事に気付いた。


そしてそんな雑談をしていた時
プロから今更フィルムのライカか…なんて言われて
ちょっとムッと来て決心がついた。


最初に買ったのはM3のシングルストローク
晴れてオーナーになった第一印象は「ふーん…」
…別に感動なんてものは不思議と何も無かった。

ライカなんてこんなものか…そう舐めた考えだったが
コトリと落ちる静かなシャッター音だけは印象的だった。

しかもこの12万で買ったM3は今考えると実はハズレだった。
シャッター幕は痛んでいてその後ピンホールが出てくるし
巻き上げも重い上その内シャッタームラも出た。

何より距離計がズレていて、まさに「コンナハズデハ…orz」



けどM3は不思議とボクには手になじむカメラだった。
一眼レフのフォルムこそ最強のカメラデザインと思ってたので
古臭くてカッコ悪と思ってたレンジファインダーだが
何故か段々カッコよく見えてきた。


--------------------------------------


でも、これくらいじゃここまでハマる事は無い。

ライカ使い始めて一番驚いたのは、写真が下手になった事だ(笑)

いや、正確に言うと写真が程ほど上手いと思い込んでいた鼻を
思いっきりへし折られたのだ。


ライカに50mmのレンズ1本にモノクロフィルムを詰める。
これはその人の撮影の技量が露骨に出ると思う。



デジイチにハマッた人なら同意してくれると思うが
初めてそれなりに良いカメラとレンズを持ったとき
なんか急に写真が上手くなったような気がした事があると思う。

そう、最新のデジイチはカメラマンの技量以上の写真を吐き出す。



しかしライカに短焦点標準とモノクロフィルムはある意味修行だ。
カメラは何もしてくれないし、何もごまかせない。
全ては自分が決めて動かなくてはいけないのだ。
マニュアルカメラの当たり前の意味と価値を再確認した瞬間だった。

ライカを不便なカメラと思った人は、何かに頼って撮影してた人なのだ。


そう気が付いてからライカを使いこなしたくなってきた。
安くない投資だったしね


--------------------------------------


そしてライカ片手に悪戦苦闘しているうちに
ひとつのことに気が付いた。


ライカに無駄は一切ないが
写真を撮るのに充分な機能はある。


そう、無駄が無い事は撮影に純粋に集中出来る気がするのだ。

マニュアルな上にシャッタースピードも1/1000迄と
現代のカメラから見劣りする性能もスナップでは充分。
これまで大きな一眼レフをもってた事は
明らかなオーヴァースペックだった。


写真学校では長らくNikonのFMシリーズを推奨されていた。
それはマニュアルカメラから学ぶ事はとても多いからだ。

他にもマニュアルカメラは沢山持っているボクだけど
いろいろなカメラを使ってきて思うのは
スナップ写真を撮るには、ライカは今現在も
最高のマニュアルカメラであると断言できる。

以前ウイスキーのCMでこんなコピーがあった。
「何も足さない、何も引かない」

恐らく撮影機というものを高度に抽象化すると
ライカの形になるのだろう、と50年以上も変わらない
そのスタイリングを見て思う。


--------------------------------------


さらにライカはスナップが大変し易い。

レリーズタイムラグは皆無だし、
ファインダーはブラックアウトしないので
場の流れをファインダーごしに良く読める。

小型軽量(特にレンズ!)で携行するのに肩凝らない上、
他人からカメラに対する警戒感は持たれたことが無い

ヨドバシのレンジファインダーのサイトにも書かれているが
それどころか古臭いカメラに向かって何故か皆良い顔してくれる。
そしてその時、ライカの静かなシャッターは想像以上に武器になる。

また、カメラについて向こうから声を掛けられるのも嬉しい。
コミュニケーションが始まる事は、良い写真に直結すると思う。


そしてフォトグラファーにとっては、ライカを持つと”その気”になる。
巻き上げの感触がどう、とかは今でも副次的な事だと思うが
感触の良いカメラは”その気”になるのだ。


このようにしてライカは今でも最新のデジイチと充分タイマンをはれる

…ライカを持つ意味をやっと理解できた。
そこまでたどり着くのにボクには一年の時間が必要だった。


--------------------------------------



だから写真に真面目に向き合い取組もうと思うなら、
若い人こそライカを持つべきだと思う。

記録の写真を撮るだけならまだしも
他人と感情を共有する写真を撮ろうと思ったら
一度どっぷり漬かって修行して損は無い。

そしていっちょライカに挑戦してみよう、と思ったら
この本を先ずは買ってみてください。

ここまで話すと気が付いた人も居るかもしれないが
ボクの考え方は内田ユキオさんの考え方に極めて近い。

というか、ライカを探求していたら最もライカについて
しっくり来る言葉で語っていたのが内田氏だったのであり
彼の著書と写真に出会うのは必然だったのかもしれない。



今高嶺の花だったライカは誰でも手が届く値段になってきた。
次はどのライカが良いか、について個人的意見を書いてみたい。









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コメント

うーみゅ

ライカに対する僕のスタンスはレンズは良さそうだけど
フィルムは現像コストが高くて手が出ないって事です。
マウントアダプタがあるのだからレンズだけライカで
ボディはデジタルでも良いのじゃないかと思ってます。
レンズ性能はボディがデジタルであっても色濃く出ます。
という意味でもボディをライカにする必要は今の所感じ
ません。もうちょっとレンズ遊びをして基本が分かって
きてからでもいいのかなと。

最高の玩具のひとつ

あはは、ボクもライカ使うと写真下手くそが分かります。何でしょうね、気負いなのか見栄張りなのか。少なくともAEカメラを使う時よりは頭の中で露出だとか被写界深度のことを考えながら撮っているからかもしれません。割合とリラックスしながら撮れるライカはバルナックの改造型。1926年製のI型改造Ⅲ型はお気楽カメラです。

Re: うーみゅ

確かにおっしゃる通りフィルムは現像代やはり気になりますよね。
でも考えようによっては価値のあるものだとボクは思います。

あと、レンズの特徴はデジタルの方が露骨に出ますが
古いレンズはフィルムのモノクロの方が味に直結する気がします。
感覚的で恐縮なのですが(^^;

デジタルでレンズ遊び満喫された後でも良いので
是非フィルムも機会があれば使ってくださいね(^^)/


> ライカに対する僕のスタンスはレンズは良さそうだけど
> フィルムは現像コストが高くて手が出ないって事です。
> マウントアダプタがあるのだからレンズだけライカで
> ボディはデジタルでも良いのじゃないかと思ってます。
> レンズ性能はボディがデジタルであっても色濃く出ます。
> という意味でもボディをライカにする必要は今の所感じ
> ません。もうちょっとレンズ遊びをして基本が分かって
> きてからでもいいのかなと。
  • [2011/09/04]
  • URL |
  • ふくいのりすけ
  • [ 編集 ]

Re: 最高の玩具のひとつ

不思議ですよねw

しかし1926年製のI型お持ちですか!素晴らしい!
確かにバルナックの方がリラックスして撮れるかもしれませんね(^^


> あはは、ボクもライカ使うと写真下手くそが分かります。何でしょうね、気負いなのか見栄張りなのか。少なくともAEカメラを使う時よりは頭の中で露出だとか被写界深度のことを考えながら撮っているからかもしれません。割合とリラックスしながら撮れるライカはバルナックの改造型。1926年製のI型改造Ⅲ型はお気楽カメラです。
  • [2011/09/04]
  • URL |
  • ふくいのりすけ
  • [ 編集 ]

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Re: タイトルなし

b-road さま

大変ありがたきお言葉、誠に恐縮しております。

ご提案頂いた件、是非ご連絡頂ければと思います。

fukuinorisuke@yahoo.com

このブログの左下にも、直接送れるメールフォームもありますので
是非ご活用ください。

あ会いできます事楽しみにしております。

ふくいのりすけ 拝
  • [2012/01/28]
  • URL |
  • ふくいのりすけ
  • [ 編集 ]

Twitterでもお世話になっております。
私もLeica M6を2010/12/31に入手してから、M6 TTL、M9、M7、そしてM3を昨年末入手しました。わずか1年3ヶ月のLeica歴ですが、今や撮る写真の80%がLeicaになりました。
フィルムにしろデジタルにしろ、やはりLeicaには不思議な魅力があります。
フィルムに関してはプリントもやろうと機材は暗室カーテン以外は揃いましたが、まだ実現に至っておりません。今年の主たる目標とします。
これからもブログやTwitterでの活躍を楽しみにしております。

P.S. Leicaを使うとつい、Candid photoになりがちですが、親戚の写真家より、「ほどほどにしたほうがよいのでは?」との指摘を受け、最近は自重しております。でもやはりこの静かなシャッター音だと、ついやりたくなってしまいますw

Re: タイトルなし

こんにちわ!
コメントありがとうございます(^^

Leicaには不思議な魅力がありますよね。
ほぼ同じくらいの時期にお互いLeicaの世界に入ったようで
なんか親近感感じちゃいます(^^

暗室も構築されはじめたようで凄い&羨ましいデスw
うちは家族が薬品置くの嫌がっていて
自家現像&暗室NGなんですよ(^^;

Candid photoはいろいろな意見がありますが
ボクはライカで堂々とやろうと思ってます。
というかライカだと不思議と不信感持たれないですからね。

大きな一眼だと、その写真何するんですか?という無言の圧力感じまくりで
ライカのおかげで写真撮るのがまた楽しくなった気がします。

気ままなブログですが、今後もよろしくお願いいたします(^^)/

> Twitterでもお世話になっております。
> 私もLeica M6を2010/12/31に入手してから、M6 TTL、M9、M7、そしてM3を昨年末入手しました。わずか1年3ヶ月のLeica歴ですが、今や撮る写真の80%がLeicaになりました。
> フィルムにしろデジタルにしろ、やはりLeicaには不思議な魅力があります。
> フィルムに関してはプリントもやろうと機材は暗室カーテン以外は揃いましたが、まだ実現に至っておりません。今年の主たる目標とします。
> これからもブログやTwitterでの活躍を楽しみにしております。
>
> P.S. Leicaを使うとつい、Candid photoになりがちですが、親戚の写真家より、「ほどほどにしたほうがよいのでは?」との指摘を受け、最近は自重しております。でもやはりこの静かなシャッター音だと、ついやりたくなってしまいますw
  • [2012/02/15]
  • URL |
  • ふくいのりすけ
  • [ 編集 ]

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