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ライカ M9 レビュー 2 -Leica M9 Review 

 

M9 + Elmarit 28mm F2.8



なんせ性能の割に高価な印象で”ブランド品”と誤解されやすいので
前回M9の評価を語るには、先ず評価軸の整理からした。

その上でボクが考えるM9の価値というものはズバリ…




このボディサイズで
出力の美しいフルサイズセンサーを搭載
これに尽きる!!


もちろんライカというブランドに価値を感じて買う人も多いだろう。
が、道具である以上、お金持ち以外は、使う前提で考えなくてはいけない。


■ローパスレスセンサーのキレと豊かな発色

で、表現する道具としてのデジカメでで何といっても一番大事なのはセンサー。

このライカとコダックが共同開発したというセンサーの印象は
自分としてはかなーり好印象です。

確かに正直フルサイズにしては日本のDSLRと比べて高感度に弱いし
ハイライトの粘りもうほんのちょっとだけ頑張れ…というのが正直な所。
#暗部の粘りは相当良い気がします。

しかし、さすがコダックが関わっただけあって色表現は問題無し。
しかも、どことなくあのコダクローム(!)に似た独特の発色の気もする…


そしてM9の大きな特徴であるローパスレスの恩恵なのか
解像感にいたっては充分かつ、キレとメリハリがあり
サスガ高級カメラ…と唸ってしまうものがあるのです。

普通のデジイチはローパスフィルターを用いることで像をぼかし、
偽色やモアレを低減しているのですが、ローパスレスだとこうなるのか…
と上がった写真を等倍で見ながらちょっと感動する時がある。
#下作例の干し魚の質感、一度等倍で見てください(^^

日本でもPENTAXが645Dでローパスレスを採用しましたが
メーカー開発者のインタビュウを見ても今後ローパスレスの
デジイチは少なからず登場するように思います。

階調も豊かだし(2番目の作例)、ISO160でなら何も不満は無いですね。


なお、このカメラはRAWで撮るのが基本です。
デジカメWatchのこの記事にあるようにJPEGだと露骨に画質が落ちます。


Scene in fishing village in Japan
Leica M9
Leica APO-SUMMICRON-M 75mm F2 ASPH.
M ( F5.6 -1/350 ) ISO160



■世界一小さいフルサイズ・カメラ

そして何より嬉しいのが、よくぞこれだけ小さなボディに
この美しい出力をするフルサイズのイメージセンサーを積んでくれたという事!!

最近はコンデジなんかのちっこいセンサーも大変優秀で
デジカメWatchのこの比較記事なんか見ていても
別にコンデジと同じちっちゃなセンサーのPENTAX Qでも悪くないじゃん
と、一般の人は思うだろう。


しかし大きなセンサー面、そして大きなフィルム面を持つカメラを使うと
その何とも言えない立体感というか、写っているものの存在感というか…
単に解像度とかの尺度では言い切れない明らかな何かの良さがあるのが解る。

そんな訳でボクのデジイチのメインカメラはフルサイズNikon D700なのだが、
これがやはりデカイし重いのなんのって…

それに所謂大三元レンズなんて付けた日には修行以外の何者でもない。
写りに関しては全く満足しているのに、どうしても疎遠になる時がある。

以前コンパクトな一眼を求めて… というエントリーを書いた事もあるが
小型というのは立派な性能なのだと思います。



Stream
Leica M9
Carl Zeiss C Sonnar 50mm F1.5 ZM
M ( F2.8 -1/750 ) ISO160


ところで、M9はそれまでのフィルムのMシリーズに比べて
ちょっとだけ厚みが増している。

そりゃセンサーの裏に液晶モニターも付けなきゃいけないんだから
ペラペラのフィルムと圧板しか無いフィルムカメラより厚くなるのは
当然といえば当然なのである。

が、ライカの偉い所は実はレンズ装着面のフランジを
少しボディから出っ張らせてまでボディ自体は極力薄くなるようにしている所だ。

実機で測ってみるとM3は3.2cmの厚みに対しM9は3.6cm。
(ファインダー接眼部やボタン等突起物を除いた軍艦部の幅)
つまりその差4mm(!)の間にメカが詰まっている。

かつてM6TTLが2mm背が高くなった時散々言われたらしいが
こうしたライカ社の薄型化への努力が評価されたお陰か
デジタル・ライカの厚みが増した事はあまり非難されていない。

試しにニコンFMとD700の厚みを比べてみたが
10mm以上もD700が厚い、てか厚すぎw。
日本のデジイチはもっとスリム化を目指すべきだろう。

だからM9は確かにフィルム・ライカと比べちょっとデブっちょに見えるが
他のデジイチなんかよりよっぽど薄いのでぜんぜん許せる範囲なのだ。

ここ数年D700のデカさに辟易して小さくて高性能なデジイチを
何台か渡り歩いて来たが、スナップでは決定版と会えた感じだ。

やはり世界一小さいフルサイズカメラというのはエライ!


Color of Autumn
Leica M9
Carl Zeiss C Sonnar 50mm F1.5 ZM
M ( F2 -1/1000 ) ISO160



■センサーのゴミについて

なお、皆さんが気にするCCDのゴミについてですが
かなり目立つものが簡単にこのカメラは付きますw

だからこのカメラと付き合うにはゴミ取りの作業取得が必須。
ボクはニコンのクリーニングキット・プロを使ってます。

センサーのクリーニングは最初とても緊張しますが
このキットは解りやすい説明CDがついているので
ちょっと練習すれば誰でも出来ると思います。

センサーのゴミ取りは繊細だし、ゴミによってはシツコイので
プロの現場で使われるこのクリーニングキットが一番でしょう。

あ、このキットには必需品の無水エタノールだけが付属してないので
合わせて買うようにしましょう(薬局でも手に入ります)



という事で、このコダクロームを思い出す美しい絵を吐き出すセンサーが
ローパスレスでというだけでもM9はちょっと無理しても買う価値がある!
という自分なりの言い訳理由のダントツ一番のものを書いた訳ですが
次回はさらにM9の魅力に迫る予定デス(^^



Leica M9 + Elmarit 28mm F2.8 2nd


■追記
本日コダックのChapter11(破産法適用)が申請されてしまいました。
もしM10以降がコダック以外の、例えばソニー製のCMOSセンサーになったら
当然のごとく絵作りが変わってしまうと思われ、その結果M9がCCD機として、
そして日本メーカーの色表現と違うコダック・カラーのセンサー搭載機として
稀有な存在になるかもしれません。

そう考えてもM9の価値は値段相応に暫くは続くのかもしれませんね。


■追記2
ローパスレスという事でモアレを心配する人もいるみたいですが
ボクが使っている限りでは全くそんな事はありません。

ポートレートの良い作例もUPしましたので
そちらもご覧になって確認して頂ければと思います(^^

http://anh23.blog32.fc2.com/blog-entry-464.html
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