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フォトサミ行ってきた!2 -PHOTOGRAPHERS SUMMIT 9 Report Vol.2 

 

Herbie Yamaguchi Presentation in Photographers Summit 9

前回に引き続きフォトグラファーズ・サミット9のレポートをします。

第一部のプログラム1)~6)のレポははこちらでご覧ください。


7)鈴木心
第二部のトップバッターは新進気鋭の写真家、鈴木心氏です。

鈴木心氏は女優の坂井真紀さんと結婚された時あたりから知っているのですが
ボクの友人が非常に注目している写真家で、もちボクも注目してます。

写真に関する考え方も独特のものがある方で活動もユニーク。
彼のHPには毎日物凄い数の写真がUPされていています。


最近はNHKの大河ドラマ、平清盛の撮影をされたみたいですね。

そんな鈴木心氏のプレゼンは他の方達とちょっと違っていて
檀上には立たず、スクリーンに映し出されるオンライン・アプリ上での
プレゼンテーションでした。

結構芸が細かくて思ったよりエンターテイナーな人なんだと笑った後、
オリジナルな音楽付のスライドショーとなりました。

前述の通り、毎日膨大な数の写真をWEB上に上げている鈴木心氏ですが
まだ誰にも見せたことが無い!と宣言して始まったスライドショーは
ちょっと不気味なノイズ系の音に、何でもない日常が写しこまれた写真。

ボクは勝手に世相と鈴木心氏の出身地から考えても
この音は目に見えない放射能でも表しているのかな…と想像してましたが(^^;
奥様である坂井真紀さんが登場したあたりからストーリーが動き始めました。

急に場面が変わったと思ったら、そこは分娩室。
つまり奥様の出産、ご子息の誕生を追ったドキュメンタリー写真だった訳です。

意図が解ると、父親になった鈴木氏の視点の移り変わりが理解出来て面白かった。
普段毎日見ている日常、陣痛が始まり緊迫する様子、
初めての分娩室できょろきょろしている様子、
奥さんの出産の苦しみを労り、応援している様子、
誕生の喜び、そして本音では結構いろいろと動揺していた様子(笑)

なんかとっても素直でストレートな写真でした。


…ちなみにここだけの自慢話ですが、
鈴木心氏がハッセル買ったのはボクの影響デスw
というか、ボクがハッセル買ってウキウキとツイートしていたら
それを見てハッセル使ってみようと思ったらしい(笑)

本人からメッセージもらった時は驚きましたよw



8)田中博
次に登壇した田中博氏は、前の鈴木心氏がクリエイター然としたのに対し
いかにも普通のサラリーマンのオジサンと言った雰囲気の人。

そう、この人はオリンパス勤務の現役サラリーマンなのです。

田中氏の活動は、デジカメウオッチの良くできた記事があるので
詳しくはリンク先でご覧いただければと思いますが、
この人はプロです!!

写真の世界では何を持ってプロとするか、を以前少し話しましたが
田中氏はサラリーマンでも、取り組む姿勢がプロなんですよ!

「トンボさん」と呼ばれ親しまれている田中氏ですが、
その人柄の良さもさる事ながら、トンボを追う情熱もすごいし
何より数々のトンボ写真が本当に素晴らしい!

いったいどうやって撮るんだろう?と思うものや
物凄く貴重な決定的瞬間を捉えてもの、
日本の原風景を思い起こす美しい背景を取り込んだもの等々
トンボって美しい生き物だなぁ、と思いましたよ。

海野和男さんや栗林慧さん等、著名昆虫写真家には
オリンパスユーザーが多いのですが、この田中さんの存在も
少なからず貢献しているのでは無いでしょうか。

実際海野さんには高い評価をもらっているみたいですね。
田中氏の作品はご自身のHPでたくさん見れますので是非訪れてください。



9)相澤心也
これまでの個性豊かなフォトグラファー達のプレゼンテーション、
そして次に控える大トリである大御所ハービー山口さんに挟まれて
しきりに「やりにくい!w」を連呼していた相澤心也氏。
いやいやどうして面白かったですよ(^^

相澤氏はチョココロネという、僕等世代にとっては懐かしすぎる
日本で開発された菓子パンを題材に写真を撮られているのですが
160cmもの巨大コロネを抱えて様々なシチュエーションで撮ってます。

というか、こんな巨大なオブジェを運搬するだけでも大変だし
名所等で撮影許可取るのも大変そうw

相澤氏とはフォトサミ終了後、Twitterでちょっとお話出来ましたが
なぜこのコロネ写真を撮るのか、関係者に説明するのが大変だそうですw

相澤氏は写真はパッション!と力説してましたが
まさに情熱が無いと撮れない世界ですね。

一所懸命チョココロネを語るトークもとても面白かったし
世の中にはホント、面白いものを題材に写真を撮る人がいるなあ
と素直に感動しました(^^

そんな情熱あふれる写真は彼のサイトで見れますので
是非尋ねてみてください。


10)ハービー・山口 
最後にハービー・山口さんの登場です!
この日一番楽しみにしていたプレゼンテーションでしたが
良い意味で期待を裏切られました!

ハービーさんはテレビ等でもよく拝見しますので
語り口も穏やかな優しいおじいちゃんのイメージがありましたが
マイクを持つなり、いつもと違う攻撃的な口調で語り始めました。

そこで出た逸話が感動的。

ハービーさんがロンドンにいた時、地下鉄で著名パンクバンド、
クラッシュのジョー・ストラマーを偶然見かけた時の事。

ハービーさんはジョーを撮りたい!と思ったのですが、
相手はパンクだし、プライベートの時に写真を撮らせてくれ
というのは気が引けますが、勇気を持って声をかけた所、
快諾してくれたジョーが去り際に残した言葉

「撮りたいものがあれば全部撮れよ。それがパンクだぜ!」

それが僕の座右の銘になっている…と言いながら
ハービー・山口さんは東北の震災被災地で会った
ジョニー・ロットンのTシャツを着た若者との出会いを話します。

そして震災後を追った写真が、セックス・ピストルズの
シド・ビシャスが歌うマイ・ウェイをバックに映し出される…と!
震災後の処理をする皆さんの顔が逞しいんですよ!
悲惨に捉えられがちな絵が、力強くカッコいい!

「撮りたいものは勇気と自信を持って撮れ!」

最後のハービー山口さんの熱い言葉が忘れられません..
写真を撮る意味と価値がビンビンに伝わります。

非常に素晴らしいプレゼンテーション聞かせていただいて幸せでした。
きっと会場の多くの若者達がお金に変えられない勇気を貰ったと思います。

実際会場の雰囲気がみるみるエネルギーに満ち始めているのが
手に取るようにわかりました。

ハービーさんみたいな大人になれるよう、私も精進します。
ありがとうございました!


Herbie Yamaguchi Presentation in Photographers Summit 9



11)恋するGR
ハービーさんのプレゼンがあまりに素晴らしすぎて
一気に会場がざわつく中、リコーが主宰する
「恋するGR」と銘打ったフォトコンの発表・授賞式が始まりました。

スタイルとして皆が「恋するGR」というテーマで
言葉を添えて組写真を応募するという形です。

これも頭で想像する以上にいろいろな解釈があって面白かった!

こういうテーマだと、どこか甘ったるい私写真に偏りがちなんですが
こんな解釈もあるんだぁ…と、感心することしきりでした。

また、GRでこんな写真撮れるんだ…と目からウロコ。
広角28mmでの表現の可能性に刺激を受けました。
最近使ってなかったけど久しぶりに撮ってみよう!と思いましたね。

優秀賞およびグランプリを獲得した3名には、
すでにリコーから「GR DIGITAL IV」を進呈しいて、
RING CUBEなどで配布予定というGR DIGITAL IVスペシャルカタログの
写真撮影に入っており、既存カタログの全写真を入れ替えた
“裏カタログ”とも呼べるものが出来るらしいです。スゴイ!


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以上でレポは終わりですが、ホント良かったです。
来場者のツイッターも検索して見たけど皆同じ気持ちだったみたい。


こうした素晴らしいイベントを企画・演出した山田敦士さん
写真家としての才能もそうですが、プロデューサーとしても
なかなか素晴らしいものがあると言えますね。

最近はSHUTTER Magazineというムック本の出版にも
進出して写真文化を盛り上げてます。

シャッターマガジン毎号読んでますが、
発売されたばかりのVol.3はファッション写真の歴史が
よくまとめられており買う価値あり!です。

以前、アート市場における写真 -Market of art photography 
というエントリーでも書きましたが、日本でもこうやって
独自の写真文化がより盛り上がれば、と願ってます。



ところで、このフォトサミは思い立ったら誰でも参加出来るのが特色。

誰でも当日持ち込み可能なポートフォリオコーナーは、
西武渋谷店 美術画廊ディレクターの寺内俊博氏、
新宿眼科画廊のたなかちえこ氏が選出作品を表彰してくれたりして
次のステップへの足掛かりになるかもしれません。

何よりポートフォリオをみてる人たちの視線の鋭さが強烈。
これは参加者の皆と一緒に会場の熱気とセットでぜひ経験してほしいし
やはり写真は人に見られてナンボだと思うので
勇気を出して出してみましょう!

自分だけで楽しめるのも写真の良さとも言えますが
やはり写真を通じて世界が広がる方が断然楽しいと思います!!


Photographers Summit 9











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