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ハッセルブラッド マガジン 光漏れの修理を、自分でやる -Do it Yourself 

 

20110124Hasselblad500CM_E100G_009
Hasselblad 500C/M
Carl Zeiss CF Planar 80mm F2.8 T* 
Kodak EKTACHROME 100G


かつては高根の花だったハッセルブラッドも最近は値落ちが激しく
アマチュアでも割と気軽に手を出せる値段にまでなってきた。
#かくいう私も随分格安で手に入れた。

最近はカメラ女子にも人気というハッセルだが
購入にあたってはマガジン光漏れを心配する事が多い。

実際このブログにもハッセルのマガジンの光漏れで検索する人も多く
心配する前に自分で修理してみちゃいましょう!というお話です。



先ず、ハッセルブラッドに興味がありながら何も知らない人の為に
ハッセルの光漏れ、とは何?という事を説明しよう。


ハッセルブラッドはプロ用のシステムカメラとして名高く、
フィルムはマガジンと呼ばれるパーツをボディに着脱する事で
撮影途中でも気軽にフィルムチェンジが出来る優れた機構があります。

普通の35mmフィルムカメラだと、カラーフィルムからモノクロに変える時
当然ながら使い切ってなくても巻き戻して入れ替えなければなりません。

ハッセルはその点マガジンにフィルム詰めておけば
フィルム使い切ってなくてもマガジンを交換する事で対応できる訳です。
なので、多くの人はマガジンを複数持つ訳です。



しかし、このマガジンの着脱時に使う遮光板の差込口から
光が漏れる持病のような現象があります。

これが、いわゆるハッセルの光漏れという訳です。

このマガジンのスリットからの光の侵入は
一般的には「テレンプの劣化」と呼ばれております。

トップの写真のように派手に光が入ると写真は台無しですね。



20110124Hasselblad500CM_E100G_012
Hasselblad 500C/M
Carl Zeiss CF Planar 80mm F2.8 T* 
Kodak EKTACHROME 100G



この光漏れの原因は遮光板差込口のモルトが劣化する事が原因です。

購入前にこの光漏れがあるかどうか、確認する方法はないですか?
とよく質問されますが、答えとしては残念ながら、
事前に目視確認する方法はありません。

目視で解るようなものはそもそも全然駄目で、
使ってみて初めて、1枚目のような派手なものから
上の2枚目作例の左下のようなちょっとした漏れまで
やっと見つかるというのが本当の所。

また、同じテストショットでもOKカットもあったりする位なので
本当に使ってみないと解らない、というのが正直な所です。

それだけ光というのは物凄く小さな隙間から
漏れるものなのですよね、


そうなるとハッセル初心者からすれば余計な出費がかかるかと
ちょっと不安になる訳ですが、実はこの修理はとても簡単です。

小さなマイナスドライバー1本でカバーが開けらます。

#精密ドライバーは何かと便利なので一家に1セット必需ですねw


_D7C4604




それでは早速写真で見ながら
分解作業の解説をしていきましょう。

ネジは全部で9箇所(矢印の部分)
ネジを外すとプレートが外れます。 

カメラとかは精密機械なので
ネジはトルク(締め具合)とかが設定されてたりしますが
ハッセルのこのプレートに限っては細かく気にしなくて良いでしょう。



_D7C4605




遮光板を入れる口部分は
プラスチック板を半分に折り曲げたものの中に
モルトが挟まっています。
※上の写真向かって右側の部分

このモルトが適度な弾力を生む事で、
遮光板の差込口部分から光が入らないように
薄いプラスチックの板を押さえつけているのです。

要するに、遮光板を出し入れするときに
板の厚み分をうまい事モルトが吸収してくれているのです。

しかし、加水分解等によってモルトは劣化するので
古いものではスカスカ、ボロボロになり、
弾力が無くなれば当然そこから光が漏れるという訳なのです。


_D7C4606





これ(上の写真)がボクのA12マガジンのモルトです。

プラスチックの遮光蓋(?)部に半分隠れて
わかりにくいかもしれませんが、既にボロボロで
しかも一部カビ化しているのが解ると思います。

モルトとこのプラスチックの蓋は
ノリかなんかで簡単に貼ってあるくらいなので
プラスチック蓋を破損させないようにして
丁寧にはがします。

汚れた箇所は無水エタノールを使って
レンズクリーニングペーパーみたいな紙で
綺麗にふき取りましょう。

なお、ティッシュペーパーとか
紙の繊維が残るような紙は
こういう作業には使わない方が無難です。

精密ドライバ、無水エタノール、クリーニングペーパは
カメラをメンテするには汎用性が高いし、そんなに高く無いので
ここら辺りはケチらず買った方が良いでしょう。



また、この遮光部のプラスチックの蓋が破損すると
ちょっと厄介なのでくれぐれも気を付けましょう。

もしこのプラスチックが破損していたら
この方が型紙を公開してくれていますので
適当な部材を持ってきて作ってみてください。

面倒だ、と思ったら無理せずプロの修理屋さんに
頼むのも、コツではあります(笑)




_D7C4607




カメラやレンズを分解したときは
部品をくれぐれも無くさないようにするのですが、
思いもがけない部品が飛び出して焦る時があります。

今回紹介しているハッセルのマガジンは
あまりそういう心配は無いのですが
上の写真パーツだけは、ポロッと落としがちなので
気を付けましょう。



そして後は買ってきたモルトを
プラスチックの蓋部のサイズに合わせてカットし
貼り付けるだけです。

最近はモルトは専門店だけでなく
なんとアマゾンでも売っているのでいいですね。

カメラ用のモルトは裏側が両面テープ状態なので
形さえ上手くカット出来れば張り込む作業は楽です。

ボクは光漏れは絶対嫌だったので
モルトのカットのサイズは若干大きめにしました。

プラスチックの蓋からは
ご覧のように少々はみ出させてます。

こうすると遮光板の抜き差しはちょっと重くなりますが
確実に光をカットしてくれるので良いかと。

ま、この辺りは好みで自分で調整してみてください。



_D7C4611



後はプレートを閉じてネジを元通り締めれば完成。

慣れればあっと言う間に出来るでしょう。


という事で難しい事は何も無いのですが
一応自己責任という事でお願いしますw


質問等は受け付けますが
間違っても壊れた!つて怒って連絡とかしないでくださいねw


※追記
ハヤタ・カメララボの早田さんが
ハッセルを分解しながら解説する
非常に良いビデオを発見したので是非御覧ください。

今回解説したマガジンの遮光部品についても
実際の部品を見せながら語ってくれてます。
#8:20あたりから












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  • [2012/05/28]
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