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千葉熱血MAKING -野球クラブチーム撮影1 

 

千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F13 -1/800 ) ISO560 -0.7EV AWB 


前回チラッと公開しましたが、
第83回都市対抗野球・南関東大会千葉熱血メイキングさんのオフィシャル・フォトグラファーとして
撮影を担当させて頂きました。

お陰様でとても評判がよかったので
スポーツ撮影の際のコツや、
どんな事を考えながら撮影に臨んだかを
迫力ある写真と共にご紹介したいと思います。



先ず千葉熱血MAKINGについてご紹介しましょう。

千葉熱血MAKINGは千葉県に拠点をおく、
地域の社会人クラブ野球チームです。

まだまだクラブチームというと馴染みの薄い人も多いと思いますが
欽ちゃんこと、萩本欽一が設立した茨城ゴールデンゴールズや
メジャーリーガー野茂英雄のNOMOベースボールクラブあたりは
知っている方も多いと思います。

長引く不況で実業団(企業)登録球団が
相次いで廃部の傾向が続くのは残念ですが
#私の以前の所属会社の野球部も廃部になってしまいました…
こうしたクラブチームが活躍する事によって
是非社会人野球を盛り上げて欲しいものですね。


千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
Kenko Tele Plus 1.4
A ( F6.3 -1/3200 ) ISO560 -0.7EV AWB


この日の相手は強豪チームのホンダ(本田技研工業硬式野球部)


千葉熱血メイキングも強豪相手に燃えており
相当早い試合展開が予想されます。

ご存知の通りスポーツは見せ場が一瞬の出来事なので
どんな試合展開が予想されるかイメージするのが大事です。

ボケっとしていると合った言う間に試合は進んでしまいますので
ロケハン意外にもこうしたイメトレは必須ですね。

特に打撃は調子の良い選手を見極めとくと準備に余裕が持てます。

ところで野球の場合は最初はピッチャー抑えますが
試してみたい事はマウンドからあまり動かないピッチャー位にしか出来ません。

この日のメインはD300にシグマの150-500、
APS-C換算でテレ端750mmの超望遠撮影ですが
より迫力ある写真を撮る為にケンコー・トキナーのテレプラス1.4を
試しに装着してみました。

実質約1050mmという超超望遠で撮ったのが上の写真。
テレプラスは安い割に使える印象だったのですが
合成F値がF8を超えてしまうのでD300では事実上AFが使えません。
#かなりゆっくりであれば日中はなんとかAFが動きますが…

故にMFでトライしたのが上のピッチャーの写真。
なかなか迫力ある絵ですが…描写は甘かったです…

という訳でテレコンはこの時点でボツにしました(笑)


千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/2000 ) ISO400 -0.7EV AWB


初回から試合は動きました。

こうなるとエンドランがかかりそうか、等
それなりの試合勘が無いと対応が出来ません。

スポーツを本気で撮るなら、その種目に詳しくないと
思った通りのシーンは狙えませんね。

逆に言えば野球でもサッカーでも自分が好きなスポーツなら
本格的な撮影を目指すと相当に楽しいと思います。

狙ったシーンをシュート出来た!みたいな(^^
撮影を存分に楽しみたい方には達成感もありオススメですよ!



千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/2500 ) ISO560 -0.7EV AWB


以前、街のコントラスト -The Contrast of Town というエントリーでも
何かコントラスト(対比)を付けると写真は面白くなる、と書きましたが
この時も当然それを狙ってました。

上の写真は2塁にランナーがいたので、
上手く行けばバッターとランナーが同時フレームインするかも!
と思ってスタンバイしてましたが狙った通りの結果で
思わず試合終了後確認してガッツポーズしたものです(^^)v

また、トップの写真は同じコンセプトで撮って
今回もっとも気に入ったものです。カッコイイでしょ(^^


千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/4000 ) ISO560 -0.7EV AWB



この日は絶対押さえるぞ!と思ったのはクロスプレーのカット。

今まで野球は何回か撮って来ましたがクロスプレーが一番迫力あります。

この時は満塁だったのでレンズをホームベース上にセットし
待ち構えておりました。


千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/3200 ) ISO560 -0.7EV AWB


特に土のグラウンドだとクロスプレーは迫力出ますよね。

この時もなかなか迫力ある写真が撮れましたが
この日最も迫力のあるショットは試合終盤に撮れまして
それがこの前お見せしたこの写真でした。



千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/1600 ) ISO800 -0.7EV AWB



ちなみに野球撮影のコツを言うと三脚は必須なのは言うまでもないですが
雲台は自由雲台ではなく3way雲台が絶対良いでしょう。

野球の場合は上下運動があまりありませんから、
レンズの動きはほぼパン(横方向)の動きです。

ですので出来るだけ平な所に三脚を置き、足を揃えた上で、
水準器で水平カッチり固めた上で(これでカメラが動いても構図は傾かない)、
チルト(上下方向)は構図の微調整が出来るようほんの少し遊びをもたせます。

そして雲台のパン(横方向)の動きが自在に出来るように
安定度が崩れない位に緩くしておきます。

これでボールや選手を追うためにかなり激しく動いても
かなり整った構図のショットが押さえられるはずです。

自由度という点では一脚も良いですが、
やはり縦と横両方で構図を整えるより
横方向だけに神経集中した方が断然歩留まりはあがります。

ちなみに僕はVelbonのEl Carmagne 645(生産終了)を使ってますが
シグマのAPO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 位の重さのレンズ(約2kg)なら
問題なく使用出来ますね。

超望遠レンズは重量級が多いので、積載重量はそれなりに余裕がある
しっかりしたモノを使わないと後で事故に繋がるので気をつけてください。


千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/2000 ) ISO560 -0.7EV AWB



ところでこの日のオーダーは、
「雑誌Numberのようにカッコよく!」との事でした。

これはまさにそれを狙ったショット

左のコピースペースにNumberのロゴと記事見出しが見えそうでしょ(笑)

Numberはアスリートの背中とか、
報道系であまり使用されないアングルの写真が上手いので
その特徴を押さえれば結構簡単にそれっぽいのが撮れます。

あと、露出補正は1段近くマイナスにした方が雰囲気でますね。
シャッタースピードも稼げるので、これ豆ねw


千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/1250 ) ISO560 -0.7EV AWB


この日は埼玉県営大宮公園野球場での試合だったのですが
プロ野球も開催される立派な球場だけあって記者席やカメラマン席があり
オフィシャルという事で、その両方を使わせて頂きました。

一般の野球撮影というとどうしてもスタンドからになるのですが
やはり目線は地上高の方が良いですね。

だいぶ前にスポーツ撮影聖地 千葉マリンスタジアム -Chiba Marine Stadium 
というエントリを書いたのですが、千葉マリン(現QVCマリンフィールド)は
ウイングシートというグランドレベルの席があるからいいですが
最近は壁が高くグランドが遠い球場が増えたのがちょっと残念かも。

スタジアム選びもスポーツ撮影では重要だと思った次第です。



千葉熱血メイキング
Nikon D700
Nikon AF-S Nikkor 70-200mm F2.8G ED VR II
A ( F2.8 -1/3200 ) ISO400 -0.7EV AWB


これらはベンチ横のカメラマン席から撮らせて頂きました。

上の写真はサブで持ったD700 + 70-200 F2.8 VRII
やはり明るいレンズだと高速シャッター切れるからいいですね。

ちなみに野球のボールを止めるには
最低でも1/2000のシャッタースピードが必要です。

御存知の通り300mm以上の超望遠の大口径レンズ(F2.8以上)は
極めて高価(ヨンニッパ等100万オーヴァー)なので
フツーの人は当然シグマの150--500のように10万円前後の
安いレンズを使う事になります。

F値が暗いと、どピーカンでない限りすぐSSは1/1000くらいになるので
出来るだけISO感度は上げておく事が必要ですね。

そうそう言い忘れましたが撮影モードは
シャッタースピード優先より露出優先(Aモード)が使いやすいでしょう。

しかし、Nikon AF-S Nikkor 70-200mm F2.8G ED VR IIの
この開放での描写力にはホレボレしますね。
あまりによく写るので、どこか不思議な感じさえしてしまいますw

この立体感とキレは流石看板レンズの事だけあります。



千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/1000 ) ISO560 -0.7EV AWB



と、言ってもSIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSMも
安いわりにはとてもよく写ります。

F値が暗いのでほぼいつも開放でしたが破綻がありません。
しかもAFは思ったより早くて、野球くらいの動きなら
ピントの歩留まりは相当期待して良いと思います。



千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/800 ) ISO560 -0.7EV AWB


ちなみに上は千葉熱血メイキングが守備側でのクロスプレーですが
得点圏にランナーが居るときは本塁でのチャンスは常に狙ったほうが
決定的瞬間を押さえる事が出来ると思います。


千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/1600 ) ISO560 -0.7EV AWB



野球好きの人の写真をよく見るのですが
お目当ての選手のみを追っかけているのが多い気がします。

もちろんそれはそれで良いのですが
チーム・スポーツであるのでボクは出来るだけ
フレームに他の要素も入れるようしています。

もっとも超望遠レンズだと画角的には超狭いので
そう簡単ではないのですが…

でもこうやってピッチャーと共にバックを固める選手も入れると
試合の緊張感がより表現出来ると思うのです。

自分が少し動けば面白いフレーミングはまだまだ作れますよね。



千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/1250 ) ISO560 -0.7EV AWB




あと、選手のさりげない動作にカッコよさを見つけるのも面白いです。

ピッチャーは固定されたフォームですが、キャチャーはよく見ると
いろいろなアクションが多いポジションです。

さりげない動作にも結構カッコよさが入っていたりするので
選手ひとりひとりの動きは良く注視する必要がありますね。




千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F13 -1/1000 ) ISO560 -0.7EV AWB



試合が落ち着いてきたら守備を撮らねばなりません。

この日は全ポジションを押さえる使命でしたから
練習のキャッチボールから気を抜かず撮ります。

なんと言ってもボールが来ないと絵になりませんが
試合内容によってはポジション毎に良いボールが来るとは限らないし
いざ打球が行っても追いかけるのはかなり大変です。



千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/1000 ) ISO560 -0.7EV AWB



外野への大飛球はファインプレーに繋がるし
ここはフォトグラファーにとってウデの見せ所です。

とにかく打球は一瞬で視界から見えなくなりますから
常に打席をフレームインさせながら、インパクトの音と
各選手や審判の目線の方向に急いでレンズを向けます。

そして打席では広角側にズームしているので
素早くテレ端にズーミングするテクも必要です。

ズームは瞬時にテレ端に走らせるよう
試合中もよく練習する必要あります。

しかし、ニコンのとシグマはズームリングの回転方向が逆なので
本当に試合中もよく試してないと、いざという時に間違えますw



千葉熱血メイキング
Nikon D300
SIGMA APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM 
A ( F6.3 -1/800 ) ISO800 -0.7EV AWB



外野はどうしても選手が小さくなるので結構あらかじめ
絵になる構図をイメージしておいた方が良いでしょう。

この球場は外野の壁がやや大きめだったので
金網になるギリギリの所でフレーミングしました。

そうすると巨大な壁の圧迫感が出て緊張感が出ますよね。

画面におけるグラウンドが占める割合もちょっと考えたので
上の写真はなかなかカッコよく撮れました。

それに上手い外野の返球は結構スペクタクルなものです。



という事でこの日は3000枚以上撮影したのですが
我ながらなかなか歩留まりよく、良いショットが多く撮れました。

前述の通りお陰で周りからも大変評判が良いので
次回またつらつらと書いてみようと思います。


PS
そういえば本日24日は第83回都市対抗野球の決勝戦です。
プロ野球もいいけど、良い選手が想像より多い社会人野球も
もっと注目されるといいですね!













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コメント

いつもありがとうございます。

ブログにコメントいただきありがとうございます。
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リンクまで貼っていただき嬉しいです!
これからも応援してます。

Re: いつもありがとうございます。

コメントありがとうございます!

有難いお言葉頂き恐縮です_(_"_)_

これからもよろしくお願いしますね(^^)/


> ブログにコメントいただきありがとうございます。
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  • [2012/07/24]
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