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都心に残されたオアシス 等々力渓谷 -Todoroki Valley in Tokyo Met. 

 

等々力渓谷 Todoroki Valley
Leica M9
Leica SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.
M ( F1.4 -1/60 ) ISO160 AWB 



確かバブルの頃だったか東京砂漠という曲を使ったCMがありまして
大した内容でも無いのに妙に記憶している人も多いのだが、
実際今の東京は皇居を除いてまさにコンクリート砂漠な訳です。

#公園というのもありますが、人の手が過剰に入って
#元の原型留めてないものは自然とは言えませんしね

二十歳になるまで土を触ったこと無かった、なんて娘に会った事もありましたが
本来大地と共に生きてきた人間としては砂漠に居るのも同然かもしれません。

そんな背景があのCMのヒットに繋がっているのかも。

その砂漠たる東京都心23区内に奇跡的に残っている渓谷が
この等々力渓谷な訳です。


東急東横線の自由が丘駅から大井町線に乗り換えて3駅目
等々力(とどろき)駅にこの渓谷はあります。

世田谷区なので都心というよりは郊外寄りなのかもしれませんが
それでも初めて来る時は「こんな場所がまだ東京にあったんだ!」と
皆が驚く場所ではあります。



等々力渓谷 Todoroki Valley
Leica M9
Leica SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.
M ( F1.4 -1/60 ) ISO160 AWB 



この渓谷は石垣で護岸されているものの
正真正銘の天然の渓谷だそうです。

しかも周りには豊かな森林が残されているので
川沿いを散策してても昼でも結構暗いです。

この時は先日買ったSUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.の試写で行ったのですが
基本的に絞り開放に1/60のシャッタースピードでこの通りです(ISOは160)

周辺は宅地化されすっかり開発されてしまいましたが
このあたりだけは急斜面だった為、
奇跡的に開発を逃れることが出来たそうです。

確かにちょっと位の山や谷だったら
ブルドーザーで平気で慣らすくらいディベロッパーはやりかねないので
奇跡的、という言葉もあながち大げさではありませんね。



等々力渓谷 Todoroki Valley
Leica M9
Leica SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.
M ( F1.4 -1/60 ) ISO160 AWB 


川の水は都心の割には確かに綺麗でして、
この渓谷から出る湧水が多いからだそうです。

と、言っても高原の清水、という程ではありませんが。

それよりも行って解るのは、残っている森の豊かさが凄い事です。

かつて武蔵野台地は延々と続く豊かな森林に囲まれた場所でしたが
今はその面影は微塵もないと言っても言い過ぎではありません。

スプロール(爆発的に無秩序に広がった都市化の波)化の進行した
東京を歩いても、かつてここがどのような土地であったかは
地図の名前くらいでしか想起出来ません。

国木田独歩が東京を逍遥して(ぶらぶらして)書き綴った
どこまでも続く原野であった武蔵野は、もう遠い過去の話です。


そんな武蔵野の面影が、ここ僅か1km程の川沿いに残っているのです。

かつて東京もこうだったのか…と思いを馳せると面白いです。



等々力渓谷 Todoroki Valley
Leica M9
Leica SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.
M ( F1.4 -1/60 ) ISO160 AWB 



等々力渓谷を流れる谷沢川沿いは
真夏でも結構涼しいです。

今の東京は真夏は下手すると東南アジア以上に暑いですが
緑と水がちょっとでもあれば、こんなにも過ごしやすい…
というのが手に取るように解ります。

ボクはここに初めて来たのは5年程前の夏、
撮影のロケで来たのですが、あの日も暑かったので
この渓谷の涼しさにホッとした記憶があります。



渓谷にはひとつ立派な橋が架かっており
橋を渡ると稲荷堂と不動の滝があります。

なお、上の写真真中あたりの長い階段を登ると
等々力不動尊が鎮座されています。


等々力渓谷 Todoroki Valley
Leica M9
Leica SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.
M ( F1.4 -1/60 ) ISO160 AWB 



稲荷堂はこじんまりと鎮座されており
その横には滝というより、湧水みたいな
不動の滝が流れています。

この湧水は天然だそうでして、この滝の音から
この地は「とどろき」と名付けられたそうです。


等々力渓谷 Todoroki Valley
Leica M9
Leica SUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.
M ( F1.4 -1/60 ) ISO160 AWB 




チロチロと流れる湧水を見ているだけで
東京砂漠を歩いてきた人間としてみればホッとしますね。
冗談抜きでここはオアシスです。

でもトドロキという位だから昔は本当にもっと滝ぽかったのかも?
と想像してしまいます。


この等々力渓谷は近隣の住人には憩いの場として親しまれてますが
同じ首都圏でもちょっと離れると意外と知られてない気がします。

1999年には東京都の名勝に指定されたそうなのですが、
暴力的とも言える急激な都市化に一定の歯止めを効かせる意味でも
こういう場所は本当に大切にしたいですね。


■撮影メモ
前述の通りSUMMILUX-M 35mm F1.4 ASPH.の試写のつもりでしたが
やはりこのレンズはホレボレする描写をしますね。

輝度差が激しいので今回の写真は暗めに撮り
現像で持ち上げましたが、さすが明るいレンズだけあって
暗部も破綻する事なく階調を拾ってくれました。














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コメント

ここは、私もたまに行きます。
良い場所ですね。
近くに知り合いがフレンチレストランを開いていて
そこでご飯を食べて帰ります。
正にオアシスです。

Re: タイトルなし

まさにオアシスですよね。
私は自宅から遠いのであまり頻繁には行きませんが…

近くにフレンチなんて、環境もよくていいですね!
今度はそういう店もセットで行きたいです(^^


> ここは、私もたまに行きます。
> 良い場所ですね。
> 近くに知り合いがフレンチレストランを開いていて
> そこでご飯を食べて帰ります。
> 正にオアシスです。
  • [2012/10/03]
  • URL |
  • ふくいのりすけ
  • [ 編集 ]

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