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OLYMPUS PEN E-P1 Review-3 -Post DSLR 

 

D40→E-620→E-P1→K-xとスナップに適したカメラを求めての視点での
レビュウ続き、E-P1編その3です。

今回はポストDSLR(デジタル一眼レフ)についても少し考えてみようと思います。


PEN


前回のエントリーでレンズが沢山付くという理由で
最高のオモチャと言いましたが、
敢えてオモチャというにはもう一つ理由があります…



このカメラの本当の凄さ・良さはそれなりに色々なカメラ(フィルム含)を
いじってないと解らないと思うのです。

一眼“レフ”とは比べるのがそもそも間違いで、完全に別の種類だと思いますし、
操作系も良いとは言え、万人向きとは思いません。
#ココに書いているようにカメラは操作系が命とボクは考えます。

何より液晶で露出の設定やフィルタの効果がリアルタイムでハッキリ解るのは、
もの凄く便利で目から鱗状態ですが、これは普段からカメラをマニュアルで
操作するのに慣れていない人には凄さ・良さが伝わらないのでは?
とも時々思うのです。

更に各AEモードではモニター表示の光量をカメラが自動で変えてくれるので、
便利な反面、本来の光を読む事が出来ません。

光学ファインダに慣れた古い人間の意見かもしれませんが、
カメラは光を捉える技を磨かないと良い写真は絶対に撮れないと考えてます。

また、レリーズタイムラグ等の問題も技術的に未解決で
こうした諸課題は撮影者の技量に委ねられます。

故にこの機種に限らず電子ファインダーというのは
そもそもカメラの基礎を光学ファインダのカメラで学んでから使うべきだ、
と自分は1年使って思うに至りました。


だから、このカメラはカメラを良く知る大人の最高のオモチャだと思うのです。



◆ポストDSLRを考える

ところでE-P1等のマイクロフォーサーズ機はミラーレス機と呼ばれていますが
ボクは電子ファインダー機と呼ぶべきだと思います。

御存知の通り、マイクロフォーサーズとコンセプトを踏襲する
NEX-5とNEX-3というカメラが登場し、今後益々こうした電子ファインダー機は
このニュースにあるように益々盛り上がりを見せるでしょう。

デジカメしか知らない世代の一般の人は
背面液晶で被写体を見るのが慣れてしまっているので、
今の”ミラーレス”も違和感なく入れるように思えます。
そう考えると正確にはコンデジの背面液晶もEVFの一種なのだと思う。

また、明日α55 / α33という新しいカメラが発表されるようです。
半透明(ペリクル)ミラーを採用しミラー固定にし、
ファインダーはEVFには200万ドットの有機ELを使用した
斬新なカメラという噂です。

1670万画素 APS CMOSセンサにペリクルミラーの恩恵で10枚/秒連写、
1080i動画対応で動画撮影中も滅法AFが早く、高感度もISO 100 - 25600 と
エントリー機の常識を覆す仕様になるという事でワクワクしますね。

こちらにソニーが特許を所得した情報が載っていますが、
まさに電子のオバケと化した最近のカメラだからこそ復活した
ペリクルミラーの意欲的使い方が生きる歴史に名を残すカメラになりそうです。

これで機構的には第三の軸が出来た訳ですが、これを考えると
やはりミラーが云々というのはピントのズレたジャンルの分け方だと思います。
電子ファインダー機と光学ファインダー機という言い方が正しいでしょう。

実際欧米ではEVIL(electronic view finder interchangeable lens system)
のような言い方もで初めているようです。




ここでちょっと、歴史を振り返ってみると、これまでカメラといえば
フィルムフォーマットとファインダーでジャンル分けされてきたはずです。

ここに吉江雅祥さんという元朝日新聞写真出版部長の方の面白いコラムがあります。

吉江さんはカメラの発展と自身のキャリアがバッチリシンクロした
カメラ史の生き字引みたいな方で、レンジファインダーが主流だった当時
どうやって一眼レフが現場に受け入れられてきたかを体現されてますが、
やはりキーワードはファインダーに関わる話だと解ると思います。

こういう歴史的事実を見ても、電子ファインダーと光学ファインダーの分け方
の方が、ユーザー向けだと思うんですよね。ユーザーにとっては、
ミラーみたいな内部機構の話はどうでも良いはずで…。


フォトグラファーにとってはファインダーは命なので、
実際一眼レフのミラーの動きによる画面消失を嫌う人には
レンジファインダーや二眼レフも好まれ、かろうじて現代にも生き残った。

今でも”決定的瞬間”をものにするなら、
ファインダー消失が無く、ターゲットフレームの外まで見通せる
レンジファインダーが一番という人もいる程です。


そう考えると、今の電子ファインダー機はまだレリーズタイムラグの点で
プロの要求を満たしているとは言えない。

プロがこれまでレンジファインダーと一眼レフの使い分けは、
こうしたファインダーの特性を考えて行っている事を考えても、
この点が技術的に解決された時、今の一眼レフがどうなってしまうのか…、
かつてのレンジファインダーのようにカメラの主流の座を奪われるのかが、
今後のポストDSLRを占う視点になるのでは、と個人的に思うのです。



_D7C1636.jpg


ご丁寧な事にオリンパスさんからオーナーの皆さんに、という事で
カメラグランプリ2010大賞、あなたが選ぶベストカメラ大賞の
W受賞記念という事で先日記念ステッカーが届きました。


発売から1年経過しましたが、このカメラは歴史に残るだけでなく
変化の激しいデジタルカメラの中でも、ずっと所有する満足に足るものです。
カメラの歴史をそれなりに勉強したワタシには少なくともそう思われます。

オリンパスカメラ製品のご多分にもれず、E-P1は価格も随分下がりました。
後継機は更に進化していくでしょうが、このE-P1は多分ずっと手元にある、
そんな気にさせてくれるカメラです。


次回はK-xです


#この記事は価格コムに投稿したものを加筆修正したものです。

















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