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オールドレンズを考える -Invitation to legacy lens 

 

K-x with Carl Zeiss Jena Biotar 58mm F2


ここにリストしているように
ボクはオールドレンズを現時点で60本程持っている。

何故オールドレンズにここまで惹かれるのか。




理由はとても書き尽くせないので、
今後レンズそれぞれについて書いていくついでに
それぞれの魅力を述べた方が基本は良いと思っている。

それにオールドレンズと言っても様々だ。
興味はあるけど、これからという人には
何がどうなっているのか全く解らないと思う。

そこでオールドレンズ初心者向けに
僭越ながら少しナビゲーションしたいと思う。



ここでは先ず年代別にザックリと分けてみたい
#これはあくまで私見なので、ご意見あれば遠慮無く

1)アンティーク(~1900年)
  カメラ黎明期の博物館もののもの

2)ヴィンテージ(1900年~1930年)
  ライカ誕生前後までのもの

3)クラッシック(1930年~1950年)
  大量生産が始まった黎明期のもの

4)セミクラッシック(1950年~1970年)
  大量生産が本格化したが熟練工の手作業が多いもの

5)モダンクラッシック(1970年~1990年)
  機械制御されたラインが登場し、
  近代的大量生産が本格的になり大衆化されたもの

6)オールド(1990年~)
  ディスコン(製造中止)になったもの


と、こんな感じかな、と思う。
なお、2)以降は35mmフィルムカメラをベースに考えている。


ポイントは手作業からマス・プロダクツへの変換がある
4)と5)の変換期と、6)の前から現れる
コンピュータを大々的に使った設計革新かなと思う。

この2つの変化はレンズというものを大きく進化させたと思う。

3)の1950年台あたりまでは、
ツアイスのパウル・ルドルフルートヴィッヒ・ベルテレや
ライツ社のマックス・ベレーク等の天才設計者と
職人技の極みの加工技術がものを言った時代なので
個人的にはこの時代あたり迄が本当のクラッシクレンズ
つまり今のカメラレンズの源流を創った時代であり
逸品ものが多いと思うし、今でも手に入りやすい。

それに1960年辺り迄はカメラの技術を先導していたのは
明らかにドイツのメーカーだ。

ライカはブランド認知度は一般の人にもかなり高いが
光学分野で引っ張っていたのはカールツアイスだ。

以前のエントリーでも少し詳しく書いたが、
当時はずば抜けた技術力を擁しており
それが現代のカールツアイス信仰とも言われる
人気に繋がっていると思う。

故にこの時代あたり迄はカールツアイス、及び東西にドイツが分離された際
東ドイツに存在したカールツアイス・イエナ(Carl Zeiss Jena)を
中心に品定めするといいと思う。

なお、カールツアイス・イエナは一時期はaus Jena(独語でイエナより)と
称されるが、これは西独カールツアイス社(こちらはOpton名が入る事もある)
とどちらが本家かという訴訟合戦になった時、商標を使えず
単に工場があった”イエナ産”という意味で使ったものだ。

もちろん一気に市場を席巻したライツ社のものでもOKだが
ご存知の通りライカ関連の製品は概して高額なので
始めはツアイスのものを物色した方が満足度が高いと思う。

それと5)迄の間はレンズを選ぶ際には
35mm~135mm位の焦点距離のもの
特に50mmの標準レンズにしておいた方が無難だ。

この焦点距離の間だったら、レンズの進歩は何だったんだろう?
と思う位、現代レンズと遜色ない逸品に出会える。

逆に言うと、それ以外の焦点距離のものはやはり古いだけのものがある。

レンズの進化で顕著だったのは
・コーティング
・超広角域
・ズーム

の3点だと思うのだ。
20mmとかの超広角レンズもクラッシックレンズではあるが
正直歪曲収差等が酷く、現代レンズに到底及ばない。

コーティング技術の古さによるフレアやハロなんかは
使い方次第では逆に現代レンズに出せない味が出て良いし、
ズームが使えるレベルになったのは割と最近の話だ。


という事でオールドレンズ初心者の方には
カールツアイス系のもので4)の1950年~1970年辺りのものが
オススメと言える。探せば値段も結構安い(1万円位~)


ボク自身ドイツ、日本だけでなく、フランス、スイス、
ソ連、中国、シンガポール製と言ったレンズを持っているが
日本とドイツ以外はその他と言う事でおいおい慣れてからで良いと思う。

ちなみに日本製のものはいつの時代もナカナカ良いが
せっかくオールドレンズの世界を覗くなら、
昔風で言えば舶来物に手をつけたほうが面白いのではないでしょうか

という事で次回はオールドレンズのジャンル分けに挑戦してみようと思います。


つづく


※トップの写真はカールツアイス・イエナのBiotar 58mm F2(1950年代のもの)















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コメント

魚眼レンズ

私はPENTAX SMC-A 28mm F2.8を使用しています。
写りにとても満足しています。今欲しいのは魚眼レンズ
なのですが古い設計だと厳しいのでしょうか。
フルサイズではないので48ミリ相当になってしまうのが
悩みと言えば悩みです。

Re: 魚眼レンズ

SMC-A28位いレンズですね。

ご質問の件ですが、広角レンズの古いのがイマイチというのは
主に歪曲収差が酷いという事です。

#歪曲収差等レンズの性能に関しては下記が詳しいです。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~domon/photo/manabu/manabu_4.html

魚眼レンズはそもそも歪曲しているので、問題無いと思いますよ。

ただ古い魚眼レンズってあまり出回ってない気もします(^^;


> 私はPENTAX SMC-A 28mm F2.8を使用しています。
> 写りにとても満足しています。今欲しいのは魚眼レンズ
> なのですが古い設計だと厳しいのでしょうか。
> フルサイズではないので48ミリ相当になってしまうのが
> 悩みと言えば悩みです。
  • [2010/08/24]
  • URL |
  • ふくいのりすけ
  • [ 編集 ]

レスありがとうございます

ペンタックスでフルサイズが出ると今持っている
A28も生きてくるのですが、、、

レスありがとうございました。

Re: レスありがとうございます

ペンタフルサイズ出して欲しいですね…
FAもやっぱフルサイズで使いたい!

でも様子を見ると当分は期待薄ですが…

> ペンタックスでフルサイズが出ると今持っている
> A28も生きてくるのですが、、、
>
> レスありがとうございました。
  • [2010/08/25]
  • URL |
  • ふくいのりすけ
  • [ 編集 ]

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